蒸留再生により、純品以上に高品質な
「高純度リサイクル品」を製造します。
シンナー類、アセトン、トルエン、キシレンなどの有機溶剤を、「蒸留」「分留(精留)」の工程で不純物除去し、廃液をリサイクルしています。無色透明な純品と同様、もしくは純品以上に高品質な溶剤として再生されます。
溶剤の再利用により環境負荷を低減させ、廃液処理コスト削減を実現します。
蒸留再生のメリット
廃液として焼却処分されるはずだった溶剤を有価買取し、蒸留再生します。
廃液を再利用することでCO₂排出量を大幅に削減できます。
コストメリット
1:廃液の有価買取
リサイクル可能な廃液を有価買取します
- ・再生洗浄用シンナーや再生単品溶剤の原料となる成分を多く含むもの
- ・不揮発分や、水分を多く含まないもの
- ・pHが中性付近のもの
2:産廃費・購買コスト削減
蒸留再生のステップ
排出事業所
収集運搬
本社工場搬入 ・ 分析
蒸留再生
単蒸留
薬剤を沈殿槽へ投入し24時間放置します。
蒸発缶へ移し、減圧式蒸留装置に掛けます。(蒸気式間接加熱80℃)
冷却
プレート式コンデンサーで冷却します。
回収
クッションタンクに回収します。
異臭や着色があった場合、活性炭等で脱臭脱色します。
測定を行い、完成したシンナーの品質を管理します。
濾過
スパークラーフィルターを用いて濾過処理を行います。
一時保管
サービスタンクに移し、一時保管します。
フィルター式濾過器で5μの精密濾過処理を行います。
連続式脱水タンクで脱水処理を行います。
調整・混合
10kL~15kLの攪拌タンクで調整・混合します。
濾過
再度フィルター式濾過器で5μの精密濾過処理を行います。
検査
測定を行い、完成したシンナーの品質を管理します。
出荷・貯蔵
ドラム缶や石油缶・一斗缶などに充填し、ラベル表示をして出荷または40kgの貯蔵タンクで保管します。
処理総数の約30%‥‥燃料化
処理総数の約5%‥‥焼却
分留(精留)
薬剤を沈殿槽へ投入し24時間放置します。
蒸発缶へ移し、減圧式蒸留装置に掛けます。(蒸気式間接加熱80℃)
冷却
プレート式コンデンサーで冷却します。
回収
クッションタンクに回収します。
活性炭等で脱臭・脱色します。
測定を行い、完成したシンナーの品質を管理します。
精留塔へ投入
検査後、投入可能なものを精留塔へ投入します。
蒸留
40段式精留塔にて蒸留します。
チラー水コンデンサーで冷却処理を行います。
クッションタンクに回収します。
調整・混合
10kg~15kgの攪拌タンクで調整・混合します。
濾過
再度フィルター式濾過器で5μの精密濾過処理を行います。
検査
ガスクロマトグラフィー、水分計測、色相計測を実施し、電気抵抗値、引火点等を測定します。
出荷・貯蔵
ドラム缶や石油缶・一斗缶などに充填し、ラベル表示をして出荷または40kgの貯蔵タンクで保管します。
蒸留から最終処分まで
保管ドラム2,500本/510㎥
沈殿槽30~50本
蒸留釜4基/42.5㎥
廃液の処理内容
焼却:4%
埋立:1%
掻き出し残渣は焼却後埋立処理されます。泥状の残渣物は産業廃棄物として処理委託されます。
沈殿残渣・蒸留残渣は混合エマルジョン燃料として燃料化されます。残渣タンクへ送り、品質チェックのうえ、有価物のサーマル燃料として売却します。
廃棄物処分(掻き出し残渣)
10ドラム/日
熱エネルギーを発電に利用
最終処分:埋立- ➀ 埋立:固形分 90% 今後30年間利用可能
- ➁ セメント原料:揮発分 10%
蒸留用廃液の成分
| ➀固形分 | 合成樹脂+有機顔料 | 7~10% |
|---|---|---|
| 無機顔料(不燃物) | 1%前後 | |
| ➁揮発分 | 有機溶剤 | 87% |
| 水 | 3% |
廃棄物処分(沈殿残渣+蒸留残渣)
10kℓ/日(ローリー)
最終処分:セメント工場向け燃料として使用
1.有価
最終処分
エマルション化:有価で出荷
※セメント燃料化だが有価のため
最終処分となる
2.廃棄物
中間処分
エマルション化:廃棄物で出荷
※セメント燃料化だが廃棄物のため
中間処分となる
最終処分
